奈良屋と望雲はどっち?7つの違いを比較|草津温泉

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草津温泉で落ち着いた旅館を探していると、候補になりやすいのが「奈良屋」と「望雲」です。

どちらも湯畑から歩ける老舗旅館ですが、実際に比べると温泉の楽しみ方はかなり違います。

先に結論をいうと、

白旗源泉・湯守・湯畑への近さを重視するなら奈良屋。

2種類の源泉・湯めぐり・温泉付き客室を重視するなら望雲。

と考えると選びやすくなります。

奈良屋は草津でも歴史ある白旗源泉を引き、湯守が温度や湯量を管理することを大きな特徴としています。一方の望雲は、西の河原源泉と万代源泉という2種類の源泉を引き、3つの大浴場と3つの露天風呂を楽しめます。

この記事では、奈良屋と望雲について「どちらが豪華か」ではなく、実際に泊まったときの違いから選び方を整理します。

※客室・食事・料金・サービス内容は変更されることがあります。予約時には最新の宿泊プランをご確認ください。

目次

奈良屋と望雲はどっち?先に結論

迷っているなら、まず次の表だけ確認してください。

比較ポイント奈良屋望雲
温泉白旗源泉西の河原源泉・万代源泉
楽しみ方1つの源泉を湯守の管理でじっくり2種類の源泉と6つの湯処を巡る
貸切風呂あり・有料なし
温泉付き客室一部にあり本館温泉内風呂付き・露天風呂付きなど
湯畑すぐそば徒歩約3〜5分
食事個室食事処・椅子テーブル席地元食材を使った料理
向いている人湯畑・白旗源泉・老舗の風情重視湯めぐり・客室温泉重視

奈良屋は、公式サイトでも「湯守のいる宿」を前面に掲げ、草津最古とされる白旗源泉を特徴としています。館内はすべて畳敷きです。公式サイト「奈良屋

望雲は1598年創業。2種類の源泉を引く6つの湯処を備え、2025年には全室天然温泉内風呂付きの新しい本館もオープンしています。公式サイト「望雲

迷ったらこう選ぶ

奈良屋がおすすめ

白旗源泉/湯守/湯畑/貸切風呂/老舗旅館らしい雰囲気を優先したい人。

望雲がおすすめ

2種類の源泉/複数の浴場/サウナ/温泉内風呂や露天風呂付き客室を優先したい人。

宿泊料金は日程や客室で変わるため、比較するときは必ず同じ宿泊日・人数・食事条件で確認してください。

奈良屋と望雲の違いは7つ

1.温泉|白旗源泉の奈良屋、2種類を楽しむ望雲

この2館で最も大きな違いは温泉です。

奈良屋は白旗源泉を湯守が管理

奈良屋が使用するのは「白旗源泉」。

高温の源泉を自然の傾斜で引き込み、いったん湯小屋で冷ましたうえで、湯守が天候や気温に合わせて湯量を調整しています。

公式では浴槽をおおむね41〜42℃に保つと案内されており、草津の強い湯をなめらかにするための湯もみも行われています。

つまり奈良屋は、

「いろいろな源泉へ入る」より「白旗源泉を良い状態でじっくり味わう宿」

と考えると分かりやすいでしょう。

望雲は2種類の源泉を館内で楽しめる

望雲では、

  • 西の河原源泉
  • 万代源泉

の2種類を使用。

3つの大浴場と3つの露天風呂があり、「遊山の湯」では2つの源泉を一度に楽しめます。

チェックイン後、夕食前、夜、翌朝と何度も温泉へ入りたい人には、こちらのほうが楽しみ方を広げやすいでしょう。

温泉文化と白旗源泉なら奈良屋。

湯めぐりなら望雲。

ここはかなり好みが分かれます。

2.貸切風呂|夫婦・家族で一緒に入りたいなら奈良屋

貸切風呂については差が明確です。

奈良屋には白旗源泉を引いた貸切露天風呂が3室あり、宿泊者は1室45分3,300円。宿泊当日の到着時に予約する方式です。

一方、望雲は公式FAQで貸切風呂はないと案内しています。

したがって、

「夫婦・カップルで一緒に温泉へ入りたい」

「子どもと周囲を気にせず入浴したい」

という場合は奈良屋が選びやすくなります。

ただし望雲には温泉付き客室があります。

貸切風呂ではなく、客室そのものに温泉が欲しい人は望雲も有力です。

3.客室|温泉付き客室を選びやすいのは望雲

客室は「どちらが豪華か」ではなく、求める過ごし方で選びます。

奈良屋は部屋ごとの個性が魅力

奈良屋の上位客室「泉游亭」は、部屋ごとに間取りやデザインが異なります。

たとえば「いわかがみ」は約90㎡のメゾネットタイプで、湯畑を眺める白旗源泉の半露天風呂付き。

一方、「しゃくなげ」は最大6名まで利用でき、三世代旅行にも候補になります。

ただし、泉游亭には子どもが利用できない客室があります。

家族旅行では、客室名まで確認することが重要です。

望雲は温泉付き客室が分かりやすい

望雲では2025年1月に新しい本館がオープン。

本館の温泉内風呂付き和洋室には、

和室、リビング、ツインベッドルーム、天然温泉かけ流しの内風呂

が備わっています。

さらに雲松庵には、西の河原源泉を引いた露天風呂付き和室もあります。

そのため、

大浴場とは別に、自分の部屋でも好きな時間に温泉へ入りたい

という人には望雲が選びやすいでしょう。

なお、望雲の「本館」と「雲松庵」の違いについては、別記事で詳しく比較しています。

関連記事旅館 望雲と雲松庵はどっち?違い7つを比較

4.湯畑への近さ|奈良屋が便利

草津温泉らしい温泉街散策を重視するなら、奈良屋が便利です。

奈良屋は公式サイトでも「湯畑そば」と案内されており、宿を出てすぐ湯畑へ向かえます。

夕食前の散策はもちろん、

夜のライトアップを見る

宿へ戻って温泉

翌朝もう一度湯畑へ

といった動きもしやすい立地です。

望雲も決して遠くありません。

公式サイトでは湯畑から徒歩3分と案内され、アクセスページでは玄関から湯畑・西の河原まで徒歩約5分としています。

したがって、

湯畑最優先 → 奈良屋

湯畑+西の河原散策 → 望雲

という選び方もできます。

5.車で行くなら駐車方法に違いがある

車で草津温泉へ行く人は、ここを予約前に確認しておきましょう。

奈良屋は宿の玄関へそのまま駐車する方式ではなく、契約駐車場から送迎を利用します。

さらに現在、2026年8月25日〜2027年3月31日は臨時駐車場を利用する案内が出ています。駐車場到着後に奈良屋へ連絡すると送迎してもらえます。

この情報は現在の記事に追加しておいた方がいいポイントです。

望雲ではチェックイン前から駐車場を利用でき、その場合はまずフロントへ立ち寄るよう公式サイトで案内しています。

車の場合は、単純な湯畑への近さだけでなく荷物を持ってどう移動するかまで考えると選びやすくなります。

6.食事|料理の優劣より「食事の仕方」で比べる

料理は季節やプランで変わるため、

「奈良屋のほうがおいしい」

「望雲のほうが豪華」

と一律に決めることはできません。

そこで比較したいのが食事場所と提供方法です。

奈良屋は地元素材を使った料理を「蔵」「能」「苑」という3つの個室食事処で提供し、すべて椅子・テーブル席です。

膝や腰への負担を抑えたい人や、正座が苦手な人には分かりやすいメリットです。

望雲は地元の特産物や旬の素材を使い、温かい料理・冷たい料理を適した状態で食べられるよう4〜5回に分けて提供すると案内しています。

食事重視なら「料理写真」だけを見るのではなく、

食事場所・会席内容・追加料理・子どもの食事条件

まで確認して選びましょう。

7.館内移動|奈良屋は階段を要確認

シニア旅行や三世代旅行では、温泉以上に重要になることがあります。

奈良屋の泉游亭は、公式サイトで正面玄関から客室まで少なくとも12段の階段があると案内されています。

客室によっては複数の階段を通ります。

「湯畑に近いから歩かなくて済む」と考えて奈良屋を選ぶ場合でも、館内の階段は別に考えた方がいいでしょう。

望雲は公式FAQで館内で車椅子を利用できるとしています。ただし客室タイプや浴場までの動線は異なるため、移動に不安がある場合は予約前に相談するのがおすすめです。

奈良屋がおすすめなのはこんな人

奈良屋を第一候補にしたいのは、

  • 白旗源泉に入りたい
  • 湯守が管理する温泉を体験したい
  • 湯畑への近さを最優先したい
  • 貸切風呂を使いたい
  • 全館畳敷きの旅館らしい雰囲気が好き
  • 食事は椅子・テーブル席がよい
  • 草津温泉が初めて
  • 夫婦・大人旅でゆっくり過ごしたい

という人です。

奈良屋は「設備の数」で選ぶ宿というより、白旗源泉、湯守、湯畑、老舗旅館の風情をセットで楽しむ宿と考えると魅力が分かりやすくなります。

望雲がおすすめなのはこんな人

望雲を第一候補にしたいのは、

  • 2種類の源泉を楽しみたい
  • 滞在中に何度も温泉へ入りたい
  • 複数の大浴場・露天風呂を巡りたい
  • サウナも利用したい
  • 天然温泉付き客室に泊まりたい
  • ベッドのある和洋室を選びたい
  • 湯畑と西の河原の両方を歩きたい
  • 貸切風呂より客室温泉を重視する

という人です。

望雲の強みは「選択肢」です。

一般客室から温泉付き客室まであり、大浴場でも2種類の源泉を楽しめるため、温泉そのものを何度も楽しみたい旅行と相性がいいでしょう。

夫婦・カップル・子連れならどっち?

旅行タイプおすすめ理由
初めての草津旅行奈良屋湯畑が近く白旗源泉を楽しめる
夫婦旅行奈良屋寄り温泉・食事・散策をバランスよく楽しみやすい
カップルどちらも貸切なら奈良屋、客室温泉なら望雲
子連れ望雲寄り和洋室・客室温泉を選びやすい
三世代客室次第ベッド・階段・部屋の広さで比較
シニア動線を要確認奈良屋は階段、望雲も客室位置を確認
温泉好き好みで分かれる白旗源泉=奈良屋、湯めぐり=望雲
記念日客室で選ぶ湯畑眺望なら奈良屋、客室温泉なら望雲

「子連れだから必ず望雲」「夫婦だから必ず奈良屋」というわけではありません。

誰と行くかより、どの客室を予約するかのほうが満足度に影響します

奈良屋と望雲を予約するときの注意点

予約前には、最低でも次の4点をそろえて比較してください。

1.同じ日程・人数で料金を見る

宿泊料金は客室・曜日・食事プランで大きく変わります。

「奈良屋は高い」「望雲は安い」と固定して考えず、実際に泊まる日の条件を入れて比べましょう。

2.客室風呂の有無を見る

「風呂付き客室」と書かれていても、

温泉なのか
沸かし湯なのか
内風呂なのか
露天風呂なのか

は宿・客室によって異なります。

客室名まで確認するのがポイントです。

3.奈良屋は階段を確認

シニア・三世代旅行では特に重要です。

客室の雰囲気だけでなく、玄関から客室までの階段・移動距離を予約前に確認しましょう。

4.望雲は本館と雲松庵を混同しない

「望雲」と「雲松庵」は別々のホテルではありません。

望雲の中に複数の客室カテゴリーがあります。

新本館の温泉内風呂付き和洋室と、雲松庵の露天風呂付き客室では過ごし方も異なります。

奈良屋と望雲のよくある質問

奈良屋と望雲はどちらが湯畑に近い?

奈良屋です。

奈良屋は湯畑のすぐそば。望雲も湯畑まで徒歩数分なので、どちらも温泉街観光には便利です。

貸切風呂があるのはどっち?

奈良屋です。

白旗源泉を使った貸切露天風呂が3室あります。望雲には貸切風呂はありません。

温泉付き客室を選ぶならどっち?

選択肢の分かりやすさでは望雲です。

新本館には天然温泉内風呂付き和洋室、雲松庵には西の河原源泉の露天風呂付き和室があります。奈良屋にも白旗源泉の半露天風呂付き客室があります。

2種類の源泉に入りたいなら?

望雲です。

西の河原源泉と万代源泉を館内で楽しめます。

草津らしさを重視するならどっち?

どちらにも草津らしさがあります。

白旗源泉と湯畑の近さを「草津らしさ」と考えるなら奈良屋。

複数の源泉を入り比べる温泉三昧を楽しみたいなら望雲です。

まとめ|奈良屋と望雲は温泉の楽しみ方で選ぶ

奈良屋と望雲は、どちらも草津温泉の中心部で温泉旅館らしい滞在を楽しめる宿です。

ただし、魅力の方向は同じではありません。

奈良屋

白旗源泉
湯守
貸切風呂
湯畑への近さ
全館畳敷き
個室食事処

を重視する人向け。

望雲

2種類の源泉
6つの湯処
温泉付き客室
サウナ
湯畑+西の河原散策

を重視する人向けです。

迷ったら、

「白旗源泉をじっくり味わうなら奈良屋」

「2種類の源泉を何度も楽しむなら望雲」

この違いから決めると選びやすくなります。

料金差だけで決めず、同じ日程・人数・食事条件を入力して、希望する客室がいくらになるか比較してみてください。

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