草津温泉で少し上質な宿を探していると、候補に入りやすいのが「湯宿 季の庭」と「裏草津 蕩(TOU)」です。
どちらも落ち着いた雰囲気で、大人の夫婦旅行やカップル旅行に選びやすい宿ですが、実際の滞在スタイルはかなり違います。
先に結論をいうと、
客室露天風呂と館内湯めぐりを重視するなら「湯宿 季の庭」がおすすめ。
湯畑への近さとモダンな雰囲気、裏草津散策を楽しみたいなら「裏草津 蕩」がおすすめです。
特に大きな違いは客室のお風呂。
季の庭はすべての客室に天然温泉の露天風呂がありますが、裏草津 蕩で客室半露天風呂が付くのはデラックスタイプです。スタンダード客室はシャワールームのみとなっています。
この記事では、「季の庭と裏草津 蕩はどっちがいい?」と迷っている方に向けて、客室・温泉・貸切風呂・食事・立地など7つの違いを比較します。
第1部|季の庭と裏草津 蕩はどっち?先に結論
結論|温泉なら季の庭、立地と雰囲気なら裏草津 蕩
2館で迷ったときは、次のように考えると選びやすくなります。
季の庭がおすすめな人
- 客室露天風呂を絶対に付けたい
- 部屋で何度も温泉に入りたい
- 貸切風呂や大浴場も楽しみたい
- 宿の中だけでゆっくり過ごしたい
- 和の温泉旅館らしい雰囲気が好き
- 温泉そのものを旅行の目的にしたい
裏草津 蕩がおすすめな人
- 湯畑周辺を歩いて観光したい
- 裏草津・地蔵エリアを楽しみたい
- 新しくモダンなデザインが好き
- カップルや夫婦で街歩きをしたい
- 地蔵源泉を楽しみたい
- 創作会席や炉端料理に興味がある
10秒でわかる季の庭と裏草津 蕩の比較表
| 比較項目 | 湯宿 季の庭 | 裏草津 蕩 |
|---|---|---|
| 客室 | 全室温泉露天風呂付き | スタンダードはシャワー、デラックスは半露天風呂付き |
| 温泉 | 2源泉・23種類の湯めぐり | 地蔵源泉 |
| 貸切風呂 | 3か所・無料・予約不要 | 4か所・予約制 |
| サウナ | あり | サウナ目的の宿ではない |
| 食事 | 月替わりの選べる和会席 | 創作会席+炉端料理 |
| 湯畑 | 少し離れている | 徒歩約3分 |
| おすすめ | 温泉・おこもり派 | 街歩き・デザイン重視 |
季の庭では、姉妹館「お宿 木の葉」と合わせて2種類の源泉と23種類の湯めぐりを楽しめ、3つの貸切風呂も無料・予約不要で利用できます。
一方、裏草津 蕩は湯畑から徒歩約3分。地蔵源泉を引いた大浴場と4つの貸切風呂があり、温泉街散策と宿泊を組み合わせやすい立地です。
迷ったらこう選ぶ
「せっかく草津へ行くのだから、とにかく温泉を楽しみたい」
という方なら、季の庭が第一候補です。
全室に客室露天風呂があり、大浴場・貸切風呂・サウナ・岩盤浴まで用意されているため、チェックイン後にほとんど外へ出なくても温泉旅行を満喫できます。
逆に、
「湯畑にも行きたいし、裏草津も歩きたい。宿のデザインや雰囲気にもこだわりたい」
という方には裏草津 蕩が向いています。
宿そのものに閉じこもるというより、裏草津の街並みも含めて一つの旅行として楽しむ宿と考えると違いが分かりやすいでしょう。
迷ったら
温泉・客室露天風呂 → 季の庭
湯畑・裏草津散策 → 裏草津 蕩
第2部|季の庭と裏草津 蕩の7つの違い

違い①|客室露天風呂は季の庭が圧倒的に選びやすい
2館で最も分かりやすい違いが客室です。
季の庭は全室に天然温泉露天風呂付き
季の庭では、すべての客室に天然温泉の露天風呂が付いています。
客室露天風呂には「湯川の湯」が使われており、部屋から出なくても草津温泉を楽しめます。
大浴場へ行く前にひと風呂。
夕食後にもう一度。
朝起きてからもう一度。
という過ごし方ができるため、客室露天風呂を目的に草津へ行く方にはかなり相性のいい宿です。
夫婦やカップルで「人目を気にせず温泉に入りたい」という場合にも季の庭が選びやすいでしょう。
裏草津 蕩は客室タイプに注意
裏草津 蕩は少し事情が違います。
全56室のうち、スタンダード52室はシャワールーム付き。半露天風呂が付くデラックス客室は4室となっています。
そのため、
「裏草津 蕩なら部屋にも温泉があるだろう」
と思ってスタンダードを予約すると、イメージと違ってしまう可能性があります。
客室温泉を希望する場合は、予約画面で必ず「半露天風呂付き」の客室タイプを確認してください。
客室温泉を最優先するなら季の庭が有利です。
違い②|温泉の種類は季の庭、源泉と空間なら裏草津 蕩
季の庭は2源泉・23種類の湯めぐり
季の庭の大きな魅力が「館内湯めぐり」です。
大湯処「季の湯」では「わたの湯」、湯治処「古の湯」では「湯川の湯」を楽しめます。
岩盤浴・各種サウナ・貸切風呂まで合わせると23種類もの湯処があります。
「温泉旅行に来たら、いろいろなお風呂へ入りたい」
というタイプには季の庭でしょう。
裏草津 蕩は地蔵源泉
裏草津 蕩では、草津温泉の中でも歴史のある「地蔵源泉」を使用しています。
大浴場「蕩の湯」は、大きな窓と庭を生かした開放感のある設計。
さらに貸切風呂も4か所あります。
種類の多さでは季の庭ですが、
「地蔵源泉と裏草津らしい空間をじっくり楽しむ」
という方向性なら裏草津 蕩にも魅力があります。
違い③|貸切風呂の使いやすさは季の庭
貸切風呂を利用したい方は、この違いも重要です。
季の庭には、
- 岩
- 竹
- 光
という3つの貸切風呂があり、宿泊者は無料・予約不要で利用できます。
空いていれば利用できるため、「時間を決めずに入りたい」という方には便利です。
一方、裏草津 蕩には屋上の「彗」「朧」、1階の「沐」「碧」という4つの貸切風呂があります。
こちらは予約制です。特に屋上の貸切風呂は空や山並みを楽しめるのが特徴です。
気軽さなら季の庭。
特別感のある貸切時間を取りたいなら裏草津 蕩。
という違いがあります。
違い④|湯畑・温泉街へのアクセスは裏草津 蕩
観光重視ならここが大きな判断材料になります。
裏草津 蕩は湯畑徒歩約3分
裏草津 蕩は、その名の通り「裏草津・地蔵エリア」にあります。
公式サイトでは湯畑から徒歩約3分と案内されています。
チェックイン後に浴衣へ着替えて、
地蔵広場
↓
湯畑
↓
温泉街で食べ歩き
↓
宿へ戻って温泉
という過ごし方がしやすいのが魅力です。
草津へ初めて行く人にも便利でしょう。
季の庭は高台のおこもり型
季の庭は温泉街中心部から少し離れた高台にあります。
その分、館内で静かに過ごしやすい立地です。
草津温泉バスターミナルからは専用シャトルバスが利用でき、湯畑方面への送迎も案内されています。
「温泉街へ何度も歩いて出たい」という人には裏草津 蕩。
「宿に着いたら、あまり移動したくない」という人には季の庭が向いています。
違い⑤|食事は王道和会席と創作会席で好みが分かれる
季の庭は月替わりの選べる和会席
季の庭の夕食は、旬の食材を使用した月替わりの「選べる和会席」です。
食事処「遊山」には間仕切りのある席が用意されており、比較的周囲を気にせず食事を楽しめます。
さらに共立リゾートらしく、夜には無料の「夜鳴きそば」も用意されています。
旅館らしい和食を楽しみたい方には季の庭でしょう。
裏草津 蕩は「会席×炉端」
裏草津 蕩では、会席料理にフレンチなどの調理法を取り入れた創作会席「KUSATSU KAISEKI」を提供。
さらに炭火を生かした炉端料理が組み合わされています。
伝統的な温泉旅館料理より、
「少し現代的な料理を楽しみたい」
という夫婦・カップルには裏草津 蕩が面白いでしょう。
違い⑥|館内で遊ぶなら季の庭、館内+街歩きなら裏草津 蕩
季の庭は、温泉設備そのものが充実しています。
客室露天風呂、大浴場、貸切風呂、サウナ、岩盤浴、湯上がりサービス、夜鳴きそばなどがあるため、館内だけでも時間が足りないほどです。
一方、裏草津 蕩には暖炉のあるラウンジやテラス、バーなどがあり、モダンな館内でゆっくり過ごせます。
さらに一歩外へ出れば地蔵広場や湯畑があります。
つまり、
宿の中を楽しむ季の庭
と、
宿と裏草津の街を一緒に楽しむ蕩
という違いです。
違い⑦|宿全体の雰囲気がかなり違う
最後は数字では表しにくい「雰囲気」です。
季の庭
季の庭は「温泉旅館らしい非日常感」が強め。
和の落ち着いた空間で、温泉に入り、食事をして、また温泉へ。
昔ながらの旅館の良さを残しながら、共立リゾートらしいサービスを加えたスタイルです。
裏草津 蕩
裏草津 蕩のコンセプトは「1/fゆらぎ」。
木・炎・光を取り入れた現代的なデザインで、いわゆる純和風旅館とは少し違います。
若いカップルだけでなく、
「昔ながらの大型旅館より、少しモダンなホテルが好き」
という30代〜60代の夫婦にも選びやすいでしょう。
第3部|目的別に季の庭と裏草津 蕩を選ぶ

客室露天風呂を楽しみたいなら季の庭
客室露天風呂を条件にするなら、最も選びやすいのは季の庭です。
全客室が天然温泉露天風呂付きなので、「予約する部屋を間違えて客室温泉がなかった」という失敗がありません。
朝夕だけでなく、深夜や早朝にも好きなタイミングで入浴できるのは大きな魅力です。
楽天トラベルで季の庭を確認
楽天トラベルでも季の庭は予約可能です。現在の楽天掲載では、客室・温泉・食事それぞれの写真や宿泊プランを確認できます。
湯畑観光を楽しみたいなら裏草津 蕩

初めての草津温泉旅行や、
「夜の湯畑も見たい」
「夕食前に温泉街を歩きたい」
という方なら裏草津 蕩の立地は魅力です。
湯畑から徒歩約3分なので、シャトルバスの時間を気にせず散策できます。
楽天トラベルで裏草津 蕩を確認
裏草津 蕩も楽天トラベルで予約可能です。
スタンダードと半露天風呂付きデラックスでは客室設備が大きく異なるため、プラン選択時には部屋タイプを確認しましょう。
夫婦の記念日ならどっち?
これは何を重視するかで変わります。
温泉好きの夫婦なら季の庭。
客室で好きなだけ温泉へ入りながら、外出を減らして二人でゆっくり過ごせます。
一方、
食事→温泉街散策→バーやラウンジ
という少し変化のある時間を過ごしたい夫婦なら裏草津 蕩でしょう。
50代・60代の大人旅ならどっち?
温泉そのものを目的にするなら季の庭がおすすめです。
館内だけでさまざまなお風呂を楽しめるため、観光を詰め込まなくても満足しやすいでしょう。
ただし、湯畑観光を中心に考える場合は裏草津 蕩の方が便利です。
旅行中の移動を減らしたい方は、
「宿の中を移動する季の庭」
か、
「湯畑周辺を歩く裏草津 蕩」
かで判断すると分かりやすくなります。
サウナ目的なら季の庭
ここは今回の記事で特に注意したいポイントです。
裏草津 蕩を「本格サウナの宿」と紹介している情報も見られますが、現在の公式案内ではサウナを宿の主要設備として掲載していません。
一方、季の庭では公式に各種サウナと岩盤浴を含む23種類の湯めぐりを案内しています。
そのため、現状でサウナを比較軸にするなら季の庭側のメリットとして扱う方が安全です。
予約前に注意したいポイント
季の庭|夕食時間は先着順
季の庭の夕食は17:30と20:00を基本とした二部制で、チェックイン時に先着順で希望を確認する方式です。
早い時間に食べたい場合は、遅すぎるチェックインを避けた方が安心です。
裏草津 蕩|客室タイプを必ず確認
スタンダード客室にはシャワールームのみで、客室半露天風呂が付いているのはデラックスです。
料金だけを見て予約せず、部屋名称まで確認しましょう。
裏草津 蕩|車の場合は駐車場も確認
公式FAQでは、駐車場は宿から徒歩約5分の場所にあり先着順と案内されています。満車の場合は近隣有料駐車場になる場合があります。
車旅行なら季の庭の方が分かりやすく、楽天トラベルでは無料駐車場70台と案内されています。
第4部|季の庭と裏草津 蕩のFAQ・まとめ
季の庭と裏草津 蕩はどっちが高級?
どちらも草津温泉の中では上質な滞在を狙った宿ですが、方向性が違います。
季の庭は「客室露天風呂+豊富な温泉設備」。
裏草津 蕩は「モダンな空間+裏草津の立地」。
単純に高級・普通で分けるより、何に宿泊料金を払いたいかで判断する方が失敗しにくいでしょう。
季の庭の客室露天風呂は温泉?
はい。
季の庭では全室に天然温泉の客室露天風呂があり、客室では「湯川の湯」を楽しめます。
裏草津 蕩は全室露天風呂付き?
いいえ。
デラックス4室には半露天風呂がありますが、スタンダード52室はシャワールーム付きです。
客室風呂を希望する場合は予約時に注意してください。
湯畑に近いのはどっち?
裏草津 蕩です。
公式サイトでは湯畑から徒歩約3分と案内されています。
湯畑や裏草津散策を重視するなら大きなメリットになります。
貸切風呂を利用しやすいのはどっち?
気軽さでは季の庭です。
季の庭には無料・予約不要の貸切風呂が3か所あります。
裏草津 蕩には4つの貸切風呂がありますが予約制です。
食事がおすすめなのはどっち?

旅館らしい和会席を求めるなら季の庭。
創作性を楽しみたいなら裏草津 蕩でしょう。
季の庭は月替わりの選べる和会席、裏草津 蕩は創作会席と炉端料理という違いがあります。
料理内容は季節や宿泊プランによって変わるため、予約時に最新プランを確認してください。
車で行きやすいのはどっち?
駐車場の分かりやすさでは季の庭が優勢です。
楽天トラベルでは季の庭に無料70台の駐車場が案内されています。
裏草津 蕩は徒歩約5分の敷地外駐車場を先着順で利用する方式です。
まとめ|季の庭と裏草津 蕩は「温泉」と「立地」で選ぶ
季の庭と裏草津 蕩は、どちらも大人の草津温泉旅行に選びやすい宿ですが、実際にはかなり方向性が違います。
最後にもう一度まとめます。
季の庭がおすすめ
- 全室客室露天風呂がいい
- 温泉を何度も楽しみたい
- 2種類の源泉を楽しみたい
- 貸切風呂を気軽に利用したい
- サウナや岩盤浴も楽しみたい
- 宿の中でゆっくり過ごしたい
裏草津 蕩がおすすめ
- 湯畑の近くに泊まりたい
- 裏草津を散策したい
- 地蔵源泉を楽しみたい
- モダンな宿が好き
- 創作会席や炉端料理を楽しみたい
- カップル・夫婦で街歩きも楽しみたい
温泉そのものを旅行の主役にするなら「湯宿 季の庭」。
草津温泉の街歩きまで含めた大人旅を楽しむなら「裏草津 蕩」。
この基準で選べば、大きく迷う必要はありません。
料金は日程・曜日・部屋タイプによって変わるため、最後は楽天トラベルで同じ宿泊日の料金を比較して決めるのがおすすめです。









