北海道・層雲峡温泉で宿を探していると、「朝陽亭」と「朝陽リゾートホテル」のどちらに泊まるか迷う方も多いのではないでしょうか。
どちらも野口観光グループの宿で、同じ層雲峡温泉にありますが、実際には温泉・食事・客室・館内での過ごし方にかなり違いがあります。
先に結論をまとめると、
- 絶景露天風呂や温泉旅館らしい雰囲気を重視するなら朝陽亭
- 2種類の源泉・貸切風呂・岩盤浴やリゾート感を重視するなら朝陽リゾートホテル
がおすすめです。
朝陽亭には7階の天空露天「朝陽山」や展望大浴場「黒岳」、2階の「桂月」があり、層雲峡の景色を楽しみながら入浴できるのが大きな特徴です。
一方の朝陽リゾートホテルは、白濁の湯と赤茶の湯という2種類の源泉を楽しめるほか、貸切風呂や岩盤浴も用意されています。
この記事では、朝陽亭と朝陽リゾートホテルの違いを7項目で比較し、夫婦・カップル・子連れ旅行ならどちらを選ぶとよいのか分かりやすく紹介します。
第1部|朝陽亭と朝陽リゾートの違いを比較

まずは、朝陽亭と朝陽リゾートホテルの主な違いを一覧で比較します。
| 比較項目 | 朝陽亭 | 朝陽リゾートホテル |
|---|---|---|
| 雰囲気 | 和の温泉旅館寄り | 山岳リゾート寄り |
| 温泉の魅力 | 眺望・天空露天 | 2種類の源泉 |
| 主な浴場 | 朝陽山・黒岳・桂月 | 鳥の声・川の囁き |
| 貸切風呂 | ― | あり |
| 岩盤浴 | ― | あり |
| 食事 | バイキング+会席 | リゾートブッフェ |
| 客室 | 和洋室・和モダンなど | 和室・洋モダンなど |
| 特におすすめ | 夫婦・大人旅 | カップル・子連れ |
| 選ぶ決め手 | 景色・落ち着き | 泉質・設備 |
結論|一番大きな違いは「温泉の楽しみ方」
朝陽亭と朝陽リゾートホテルを選ぶとき、最初に決めたいのが「温泉に何を求めるか」です。
朝陽亭は、層雲峡の景色を眺めながら温泉に入りたい人向け。
朝陽リゾートホテルは、泉質の違いや貸切風呂・岩盤浴まで楽しみたい人向け。
この違いだけでも、かなり選びやすくなります。
朝陽亭がおすすめな人
層雲峡らしい景色を楽しみたい、露天風呂を重視したい、温泉旅館らしい落ち着いた時間を過ごしたい、夫婦やカップルでゆっくりしたい、会席料理も選択肢に入れたいという人には朝陽亭がおすすめです。
朝陽リゾートホテルがおすすめな人
硫黄泉など泉質を楽しみたい、貸切風呂を利用したい、岩盤浴やサウナも楽しみたい、ブッフェを楽しみたい、小さな子どもを連れて泊まりたいという人には朝陽リゾートホテルが向いています。
迷った場合は、
「絶景なら朝陽亭、温泉設備なら朝陽リゾート」
と覚えておくと選びやすいでしょう。
公式サイト「朝陽亭」「朝陽リゾートホテル」
第2部|朝陽亭と朝陽リゾートの7つの違い

ここからは、2つの宿の違いを詳しく比較していきます。
違い①|宿の雰囲気は朝陽亭が温泉旅館、朝陽リゾートはリゾートホテル
最初の違いは館内の雰囲気です。
朝陽亭は「絶景に抱かれる宿」を特徴としており、和の温泉旅行らしい落ち着きがあります。
一方、朝陽リゾートホテルは、大雪山系をヨーロッパアルプスになぞらえた山岳リゾートのイメージが強く、朝陽亭よりカジュアルな雰囲気です。
そのため、
静かな温泉旅行なら朝陽亭、気軽なリゾート旅行なら朝陽リゾートホテル
と考えると分かりやすいでしょう。
40代・50代の夫婦旅行や両親との旅行なら朝陽亭、子連れ・友人グループ・カジュアルなカップル旅行なら朝陽リゾートホテルを選びやすいです。
違い②|温泉は「絶景」と「2種類の源泉」の違い
2つの宿で特に差が大きいのが温泉です。
朝陽亭には、
「天空露天 朝陽山」
「展望大浴場 黒岳」
「癒しの湯 桂月」
の3つの浴場があります。
なかでも7階の天空露天「朝陽山」は、湯船から朝陽山や層雲峡特有の柱状節理の岩肌を望めるのが特徴です。
展望大浴場「黒岳」には幅約40mのガラスパネルがあり、峡谷を眺めながら温泉を楽しめます。
「北海道まで来たからには、層雲峡らしい景色を見ながら温泉に入りたい」という人には朝陽亭が魅力的です。
一方、朝陽リゾートホテルでは、白濁の湯と赤茶の湯という異なる温泉を楽しめます。
大自然の湯「鳥の声」と「川の囁き」があり、泉質には含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩温泉などが使われています。
景色よりも、
「硫黄泉が好き」
「湯の色や泉質の違いを楽しみたい」
という温泉好きには朝陽リゾートホテルが向いています。
違い③|貸切風呂・岩盤浴なら朝陽リゾート
温泉設備まで比較すると、朝陽リゾートホテルが一歩リードします。
朝陽リゾートホテルの地下1階「癒しどころ ゆるる」には貸切風呂と岩盤浴があります。
貸切風呂は4室用意され、宿泊者は1室50分で利用できます。料金や利用条件は変更される可能性があるため、予約時に最新情報を確認してください。
夫婦やカップルだけでゆっくり温泉に入りたい場合や、大浴場が苦手な子どもがいる場合にも利用しやすいでしょう。
また「鳥の声」「川の囁き」の双方にサウナがあり、セルフロウリュも用意されています。
そのため、
露天風呂の景色なら朝陽亭
貸切風呂・岩盤浴・サウナなら朝陽リゾート
という違いがあります。
違い④|食事は朝陽亭が和食寄り、朝陽リゾートは世界の料理
食事にもはっきりとした違いがあります。
朝陽亭では、バイキングレストラン「早紅葉」と、食事処「北番屋」の2つのスタイルがあります。
「早紅葉」は道北食材を取り入れたバイキング。
「北番屋」は北海道の鰊番屋をイメージした食事処で、囲炉裏などを使った和食会席を楽しめます。
バイキングだけではなく、
「せっかくの夫婦旅行なので、落ち着いて食事したい」
という人が会席系プランを選べるところが朝陽亭の強みです。
一方、朝陽リゾートホテルの「ル・マッターホルン」では、世界各国の料理をモチーフにしたバイキングが用意されています。
公式サイトでは、アルプス山岳地帯の料理をイメージしたメニューや実演コーナー、朝食の焼きたてパンなどが紹介されています。
好きな料理を自分で選びたい子どもや、家族それぞれ食の好みが違う場合には朝陽リゾートのブッフェが利用しやすいでしょう。
したがって食事なら、
和食・会席も楽しみたい → 朝陽亭
ブッフェを中心に楽しみたい → 朝陽リゾートホテル
がおすすめです。
違い⑤|客室は朝陽亭が和洋室、朝陽リゾートは種類の多さが魅力
朝陽亭には、
和洋室
和洋室デラックス
洋モダン
和モダン
大部屋
などがあります。
全客室Wi-Fi完備で、和と洋を組み合わせた客室が多いのが特徴です。
特に夫婦旅行なら、ベッドで休める和洋室や洋モダンが選びやすいでしょう。
朝陽リゾートホテルには、
和室
洋モダン
和モダン
ヒーリングモダン
モダン和洋
寛ぎの間
など複数のタイプがあります。
小さな子どもと一緒なら畳の和室、夫婦やカップルなら洋モダンや和モダンなど、旅行メンバーに合わせて選びやすいのが特徴です。
客室については「どちらが上」というよりも、予約時に部屋タイプを指定して選ぶことが重要です。
格安プランだけを見て予約すると、想像していた客室と違うことがあるため、プラン名だけでなく客室名まで確認しておきましょう。
違い⑥|子連れなら朝陽リゾートが少し選びやすい
どちらも家族旅行に利用できますが、乳幼児連れで比較すると朝陽リゾートホテルが少し選びやすいです。
朝陽リゾートホテルでは、レストランで月齢に応じた離乳食や子ども用食器が用意されています。
さらに貸切風呂があるため、大浴場では落ち着かない小さな子どもとの旅行にも便利です。
朝陽亭でも、離乳食の温めや子ども用浴衣などに対応しています。バイキングには唐揚げやハンバーグ、ポテトなど子どもが食べやすい料理も案内されています。
そのため朝陽亭が子連れに不向きというわけではありません。
ただ、
離乳食・貸切風呂まで重視する乳幼児連れなら朝陽リゾート
三世代旅行で景色や温泉も楽しみたいなら朝陽亭
と分けると選びやすいでしょう。
違い⑦|館内でゆっくり過ごすならサービス内容もチェック
2026年に注目したいのが朝陽亭の宿泊者専用ラウンジ「笛園」です。
2026年4月からサービスが拡充され、大雪山の天然水、コーヒー、北海道のお茶、和菓子、地酒、湯上がりアイスなどが提供されています。
さらに時間帯によってデザートや夜鳴きお茶漬けも用意されています。
チェックイン後にホテルの中でゆっくり過ごしたい夫婦には、かなり相性のよいサービスです。
朝陽リゾートホテルにも喫茶「木もれび」があり、コーヒーや紅茶を無料で楽しめます。大きな窓から自然を眺めながら過ごせるのが魅力です。
この部分まで比較すると、
温泉旅館で地酒や夜食まで楽しむ → 朝陽亭
温泉・岩盤浴・リゾート施設を楽しむ → 朝陽リゾートホテル
という滞在スタイルの違いが見えてきます。
第3部|朝陽亭と朝陽リゾートはどっちがおすすめ?

7つの違いを踏まえて、旅行目的別におすすめを整理します。
夫婦・40代〜60代の大人旅なら朝陽亭
夫婦で層雲峡を訪れるなら、まず候補にしたいのは朝陽亭です。
天空露天や展望大浴場から層雲峡の景色を楽しめることに加え、食事ではバイキングだけでなく北番屋の会席も選択できます。
さらに宿泊者用ラウンジもあるため、
「温泉に入って、お酒を少し飲み、館内でゆっくりしたい」
という大人の温泉旅行と相性がよい宿です。
特に紅葉や雪景色を目的に層雲峡を訪れるなら、眺望を重視して朝陽亭を選ぶメリットが大きくなります。
温泉好きなら朝陽リゾートホテル
「宿の豪華さより温泉そのものを楽しみたい」という人には朝陽リゾートホテルがおすすめです。
白濁の湯と赤茶の湯があり、さらに貸切風呂・岩盤浴・セルフロウリュまで揃っています。
温泉に何度も入りたい人や、サウナ好きの夫婦・カップルには満足しやすいでしょう。
小さな子ども連れなら朝陽リゾートホテル
乳幼児連れなら朝陽リゾートホテルが選びやすいでしょう。
離乳食や子ども用食器があり、貸切風呂を利用できるのもメリットです。
食事もブッフェ形式なので、家族それぞれが好きな料理を選びやすくなっています。
三世代旅行なら部屋タイプで決める
祖父母・両親・子どもで旅行する場合は、宿名だけではなく客室タイプから選ぶことをおすすめします。
朝陽亭には大部屋や和洋室があり、朝陽リゾートにも和室や和洋タイプがあります。
祖父母がベッドを希望するなら和洋室、幼児がいるなら畳のある部屋など、家族構成に合う客室を優先すると失敗しにくくなります。
カップルならどっち?
カップルの場合は過ごしたい雰囲気で選びましょう。
落ち着いた記念日旅行なら朝陽亭。
貸切風呂・サウナ・ブッフェなどを気軽に楽しむなら朝陽リゾートホテルです。
「静かに過ごす旅行」と「館内施設を楽しむ旅行」のどちらにしたいかを決めると選びやすくなります。
第4部|予約前の注意点・FAQ・まとめ

朝陽亭と朝陽リゾートは近い?
どちらも層雲峡温泉にある野口観光グループのホテルですが、同じ建物ではありません。
予約するときはホテル名をよく確認しましょう。
朝陽亭と朝陽リゾートで温泉がいいのはどっち?
景色を重視するなら朝陽亭です。
天空露天「朝陽山」や展望大浴場「黒岳」から層雲峡の景観を楽しめます。
一方、泉質や温泉設備を重視するなら朝陽リゾートホテルです。
白濁の湯・赤茶の湯に加え、貸切風呂・岩盤浴・サウナがあります。
食事がおすすめなのはどっち?
和食や会席を楽しみたいなら朝陽亭、種類豊富なブッフェを楽しみたいなら朝陽リゾートホテルがおすすめです。
特に少食の夫婦や、料理をゆっくり味わいたい場合は朝陽亭の北番屋を候補にするとよいでしょう。
一方で、子どもや家族それぞれ食の好みが違う場合は朝陽リゾートホテルのブッフェが利用しやすくなります。
子連れならどっちがおすすめ?
どちらも子連れ宿泊はできますが、乳幼児連れなら朝陽リゾートホテルが選びやすいです。
離乳食・子ども用食器・貸切風呂などがあります。
ただし、大人数の三世代旅行なら朝陽亭の大部屋や和洋室も候補になります。
チェックイン・チェックアウト時間は?
朝陽リゾートホテルは基本的にチェックイン15時、チェックアウト10時です。プランによって異なる場合があります。
朝陽亭についても予約するプランの条件を確認しておきましょう。
札幌・旭川から送迎バスはある?
2026年度は、2026年10月1日から2027年3月31日まで札幌・旭川方面との送迎バスが予定されています。
札幌方面は片道2,500円、旭川方面は片道1,000円で、公式サイト予約者には割引も案内されています。予約制で運行条件もあるため、宿泊前に必ず最新情報を確認してください。
まとめ|朝陽亭と朝陽リゾートの違い
朝陽亭と朝陽リゾートホテルは、同じ層雲峡温泉にある姉妹ホテルですが、宿泊スタイルはかなり違います。
簡単にまとめると、
朝陽亭
→ 絶景・露天風呂・温泉旅館・会席・落ち着いた大人旅
朝陽リゾートホテル
→ 2種類の源泉・貸切風呂・岩盤浴・サウナ・ブッフェ
という違いがあります。
夫婦で落ち着いて層雲峡らしい温泉旅行を楽しみたいなら、朝陽亭がおすすめです。
一方、温泉そのものの種類や貸切風呂、岩盤浴などを楽しみたい人、乳幼児を連れた家族旅行なら朝陽リゾートホテルが選びやすいでしょう。
最後まで迷ったら、
「景色なら朝陽亭、泉質と温泉設備なら朝陽リゾート」
を基準に選んでみてください。
【楽天トラベルCTA】
日付によって料金差が大きくなるため、同じ宿泊日・同じ人数で2館の料金を比較してから予約するのがおすすめです。
