熱海金城館を予約するとき、「本館と五葉館は何が違うの?」「少し高くても五葉館を選んだほうがいい?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
熱海金城館には本館・五葉館・南館などがあり、同じ宿でも選ぶ客室によって過ごし方が変わります。
結論からいうと、館内移動のしやすさや価格を重視するなら本館、客室の格や眺望、二間続きの広い和室を重視するなら五葉館が選びやすいでしょう。
ただし、本館にも海眺望の客室があり、五葉館でもすべての部屋から海が見えるわけではありません。
この記事では、熱海金城館の五葉館と本館について、客室・眺望・館内移動・料金・家族旅行での使いやすさなどを比較します。
公式サイトでは五葉館を「ワンランク上」の客室、本館を落ち着いて過ごせる客室として案内しています。
第1部|熱海金城館の五葉館と本館の違いを7項目で比較

まずは、予約前に知っておきたい違いをまとめます。
| 比較項目 | 本館 | 五葉館 |
|---|---|---|
| 客室の位置付け | 基本となる落ち着いた客室 | ワンランク上の客室 |
| 客室タイプ | 和室・二間・海眺望など | 10畳・二間・海眺望など |
| 海の眺望 | 海眺望指定の客室あり | 海眺望・最上階客室あり |
| 館内移動 | フロント・食事会場などへ移動しやすい | 客室によって移動が増える |
| 大人数 | 12畳・二間などあり | 二間タイプが選びやすい |
| 夫婦・記念日 | ○ | ◎ |
| 料金 | 比較的抑えやすい | グレードアップ料金になりやすい |
大きな違いは、「本館=安い部屋、五葉館=広い部屋」だけではありません。
五葉館には10畳和室、二間続き、海眺望、最上階海眺望など複数の選択肢があります。一方で本館にも8畳以上、12畳、二間、本館最上階の海眺望和室などが用意されています。
そのため、予約するときは「本館か五葉館か」だけでなく、部屋名に「海眺望」「最上階」「二間」と書かれているかまで確認することが重要です。公式サイト「熱海金城館」
違い1|五葉館はワンランク上、本館はスタンダード寄り
もっとも分かりやすい違いが客室の位置付けです。
熱海金城館の公式サイトでは、本館を「ひと息つける落ち着きのある本館」、五葉館を「格調高い様式造りのワンランク上の五葉館」と紹介しています。
五葉館については、伝統的な意匠を残した上質な和室として紹介されており、特に夫婦の記念日や大人同士の温泉旅行に向いた客室です。
一方、本館も単に古い客室という意味ではありません。
「宿泊料金をできるだけ抑えながら、温泉・バイキング・館内施設を楽しみたい」という旅行では、本館のほうが費用とのバランスを取りやすくなります。
違い2|客室の種類は五葉館のほうがグレードを選びやすい
五葉館には、和室10畳のほか、二間続き、海眺望10畳、海眺望の二間、さらに最上階海眺望などがあります。
二間タイプには10畳+6畳、または12畳+6畳などが設定されるプランもあり、夫婦だけでなく子連れや複数人での旅行にも向いています。
ただし、本館にも12畳や二間タイプがあります。
「家族だから絶対に五葉館」というわけではなく、人数と予算を優先するなら本館の広めの客室も候補になります。
違い3|海が見えるのは五葉館だけではない
ここは予約時に特に間違えやすいポイントです。
五葉館には6~7階の海眺望客室や最上階海眺望客室が設定されており、熱海市街や相模湾を眺められる部屋があります。
一方、本館にも「本館:最上階・海眺望」の8畳・12畳和室があります。
したがって、
本館=海が見えない
五葉館=海が見える
という比較ではありません。
景色を最優先する場合は、「館名」よりも予約プランに海眺望が明記されているかを確認するほうが確実です。
違い4|館内移動を重視するなら本館が有力
本館の隠れたメリットが館内動線です。
公式予約ページでは、本館最上階客室について、フロントや大浴場など主要施設への移動が比較的しやすいと案内されています。
さらに、夕朝食のレストラン「虹」は本館9階、フロント・浴衣コーナー・売店は本館、大浴場と露天風呂は東館1階です。
温泉へ何度も入りたい人や、食事・売店・フロントへの移動を少なくしたい人には、本館はかなり有力な選択肢です。
特にシニアを含む三世代旅行では、単純に「五葉館のほうが高いから良い」と考えるのではなく、客室の広さと館内移動のどちらを優先するかで選ぶのがおすすめです。
違い5|二間続きでゆったり過ごすなら五葉館が魅力
五葉館の魅力を感じやすいのが二間続きの和室です。
通常の10畳だけでなく12畳+6畳などの二間タイプがあり、最大7人まで設定されている客室もあります。
寝る部屋とくつろぐ部屋を分けやすいため、子どもが先に寝る家族旅行や三世代旅行でも便利です。
人数が多い場合はホテルを2室取る方法もありますが、「家族みんなで同じ部屋に泊まりたい」という場合には五葉館の二間タイプをチェックしてみる価値があります。
違い6|花火大会目的なら五葉館も要チェック
熱海旅行で花火大会を楽しみたい人は、五葉館にも注目です。
熱海金城館では熱海海上花火大会の開催日に、五葉館9階屋上を開放する案内が公式サイトに掲載されています。
ただし、開催日や屋上開放の有無は今後変更される可能性があります。
花火大会の日に宿泊する場合は、予約前に公式サイトのイベント情報を確認してください。
また、部屋から花火を楽しみたい場合は、単に「五葉館」を予約するのではなく、部屋の向きや眺望条件も確認しておくのがおすすめです。
違い7|料金差は固定ではない
五葉館はグレードアップ客室として販売されるため、本館より料金が高くなるケースがあります。
ただし、「五葉館は必ず○○円高い」と固定して記事に書くのはおすすめしません。
宿泊日・曜日・人数・客室タイプ・残室数によって料金は変わるためです。
特に本館の海眺望客室と五葉館の通常客室を比較すると、日程によって料金差が小さくなることも考えられます。
そのため予約時は、同じ宿泊日・同じ人数で本館と五葉館を表示して比較するのが一番分かりやすい方法です。
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本館と五葉館、料金差が小さい日もあります。
同じ日程で両方の客室を表示して、「部屋の広さ・眺望・料金」を見比べてから決めるのがおすすめです。
第2部|本館と五葉館の客室はどれを選べばいい?

「五葉館にする」と決めても、さらに客室タイプがあります。
ここまで確認して予約すると、館選びの失敗をかなり防ぎやすくなります。
本館なら「通常客室」と「最上階海眺望」を比較
本館には基本となる和室のほか、12畳、二間などがあります。
そして注目したいのが、「本館:最上階・海眺望」の客室です。
8畳または12畳タイプがあり、海の景色を重視しながら本館の移動しやすさも取りたい人には相性の良い選択肢です。
つまり、
「海を見たいから五葉館」ではなく、「本館の海眺望客室が空いていないか確認する」
という選び方もできます。
夫婦2人なら8畳、家族なら12畳など、人数に合わせて選ぶとよいでしょう。
五葉館なら「通常・海眺望・最上階」を比較
五葉館は、さらに眺望によって選び分けできます。
通常の五葉館和室10畳や二間タイプのほか、海眺望10畳、海眺望二間、最上階海眺望10畳、最上階海眺望二間などがあります。
「五葉館を取れば自動的に最高の景色になる」と考えず、予約画面の客室名を必ず確認してください。
特に夫婦旅行や記念日旅行であれば、料金差が許容できるなら海眺望タイプを比較してみるとよいでしょう。
ベッドで寝たいなら五葉館だけに絞らない
シニア旅行ではここも重要です。
五葉館は和室が中心ですが、公式サイトでは本館・南館に和洋室も案内されています。
畳からの立ち上がりが負担になる人の場合、和室の格だけで選ぶより、ベッドのある和洋室を優先するほうが快適なことがあります。 公式サイトも本館・南館の和洋室をシニア世代に使いやすい客室として案内しています。
第3部|熱海金城館は本館と五葉館どっちがおすすめ?

結局どちらを選ぶべきかは、「今回の旅行で何を優先するか」で決まります。
本館がおすすめなのはこんな人
宿泊料金をなるべく抑えたい人、温泉やバイキングをメインに楽しみたい人、館内移動をできるだけ減らしたい人には本館が向いています。
本館にも広い和室や海眺望客室があるため、「安い代わりに何も選べない」というわけではありません。
特にシニアとの旅行では、五葉館の高級感だけでなく、フロント・食事会場などへの動線を含めて本館と比較するのがおすすめです。
五葉館がおすすめなのはこんな人
夫婦やカップルで宿の時間をゆっくり楽しみたい人、記念日旅行、客室の雰囲気を重視したい人、海眺望や二間続きの和室を選びたい人には五葉館が向いています。
公式にも「ワンランク上の特別客室」として位置付けられているため、熱海観光だけでなく宿そのものを楽しむ旅行との相性がよい客室です。
子連れなら五葉館一択ではない
子ども連れの場合、五葉館の二間タイプは確かに便利です。
荷物を広げるスペースを確保しやすく、寝室を分けられる点はメリットです。
一方、本館にも12畳や二間タイプがあるため、宿泊料金を抑えたいファミリーなら本館も十分候補になります。
子連れの場合は「五葉館か本館か」より、
人数 → 客室の広さ → 館内移動 → 料金
の順で比較すると決めやすくなります。
50代・60代夫婦なら五葉館が有力
心彩旅の読者層である大人の夫婦旅行なら、個人的には五葉館を第一候補にしやすいと考えます。
理由は「新しいから」ではありません。
伝統的な意匠を残した客室、海眺望客室、10畳や二間などの選択肢があり、部屋で過ごす時間まで旅行の一部にしやすいためです。
ただし、歩く距離を減らしたい場合やベッドを利用したい場合は、本館・南館を含めて再検討してください。
第4部|温泉・食事・南館との違いとFAQ

温泉は本館と五葉館で違う?
基本的に宿泊する館によって別の大浴場になるわけではありません。
熱海金城館の大浴場と露天風呂は東館1階にあり、本館・五葉館などの宿泊者が利用します。
大浴場・露天風呂とも15:00~24:00、翌朝5:30~10:00で、男女入れ替え制です。
そのため、「温泉の内容だけを理由に五葉館を選ぶ」必要性は高くありません。
食事は本館と五葉館で違う?
通常のバイキングプランであれば、宿泊する館によって別のバイキングになるという違いはありません。
熱海金城館では本館9階のレストラン「虹」が食事会場として案内され、夕食は和洋中約70品目のバイキング、朝食は約40品目の和洋バイキングが案内されています。
したがって、本館と五葉館を比較するときは、食事よりも客室・眺望・館内移動・料金を重視すると選びやすくなります。
南館は何が違う?
予約画面を見ていると、「本館・五葉館だけでなく南館もあるけど?」と気になる人もいるでしょう。
南館の大きな特徴は、温泉のつぼ風呂が付いた客室や和洋室があることです。
つまり熱海金城館は、
本館=移動しやすさ・料金とのバランス
五葉館=客室の格・眺望・二間
南館=客室温泉や和洋室
という視点で比較すると分かりやすくなります。
「部屋で温泉に入りたい」場合は、実は本館と五葉館だけでなく南館も有力です。
よくある質問
本館と五葉館、迷ったらどっち?
客室でゆっくり過ごしたい夫婦旅行なら五葉館、館内移動や宿泊費を優先するなら本館がおすすめです。
五葉館のほうが新しいの?
「新しいから五葉館」と説明するより、公式表現に合わせて「ワンランク上の特別客室」と考えるほうが適切です。伝統的な意匠を生かした和室が特徴です。
本館から海は見えない?
いいえ。本館にも最上階の海眺望8畳・12畳客室があります。海を見たい場合は、予約画面で「海眺望」と書かれた客室を選びましょう。
五葉館ならどの部屋がおすすめ?
夫婦なら10畳の海眺望タイプ、家族や三世代なら二間タイプが候補です。景色を重視する場合は「海眺望」「最上階」の表記も確認してください。
花火を見るなら五葉館?
花火大会開催日には五葉館屋上を開放する案内があります。ただし開催日・運用は変更される場合があるため、宿泊日の公式情報を確認してください。
食事は五葉館のほうが豪華?
館そのものではなく宿泊プランによって確認してください。通常の夕朝食バイキングは本館9階のレストランが会場です。
シニアにはどっち?
移動を少なくしたいなら本館が有力です。一方、広い和室を重視するなら五葉館も候補になります。畳から立ち上がるのが大変な場合は、本館・南館の和洋室も検討するとよいでしょう。
まとめ|熱海金城館の本館と五葉館は「部屋」と「移動」で選ぶ
熱海金城館の本館と五葉館で迷ったら、単純に「安い本館・高級な五葉館」だけで決めないことがポイントです。
本館には海眺望や広い和室もあり、館内移動のしやすさも魅力です。
一方の五葉館には、ワンランク上の和室、二間続き、海眺望、最上階など、客室時間を重視したい旅行に適した選択肢があります。
夫婦や記念日で部屋の雰囲気・景色まで楽しみたいなら五葉館。
温泉やバイキングを中心に楽しみ、料金や館内移動を重視するなら本館。
そして客室温泉やベッドを重視する場合は、南館も含めて比較してみてください。
最後は同じ宿泊日で本館・五葉館・南館の空室と料金を並べると、自分たちに合う部屋を判断しやすくなります。
本館と五葉館は、日によって料金差が変わります。
「数千円差なら五葉館」「差が大きければ本館」という決め方もおすすめです。
